日本海北部を進んでいる発達した低気圧の影響で、北日本や北陸は局地的に風が強まり、猛吹雪となっている所があります。低気圧の動きが遅いため、これから明日30日(土)の午前中にかけて暴風が続く見込みです。 特に風が強まっているのは低気圧の南側に当たる東北です。最大瞬間風速は秋田市で10時46分に28.4m/sを観測したのをはじめ、青森県深浦町で27.5m/s、山形県酒田市で23.6m/s、宮城県石巻市で21.7m/sなど広い範囲で20m/s以上を観測。日本海側だけでなく、太平洋側でも風が吹き荒れています。
東北を中心に暴風雪警報
これだけの強い風に加えて雪が降っている所では猛吹雪となって視界が非常に悪く、13時現在、青森県、秋田県、山形県、宮城県、福島県の東北5県と新潟県、富山県に暴風雪警報が発表中です。 風の強い状態は津軽海峡周辺を中心にさらに強まるおそれがあり、明日午前中にかけて続く見込みです。吹雪による視界悪化や吹き溜まりの形成などで交通障害の発生するおそれがあるため、できるだけ移動を避ける用意してください。
北海道の道東でドカ雪
低気圧から伸びる前線が通過中の北海道は活発な雪雲が通過中で、太平洋側で特に雪が強まっています。13時までの1時間に浦河町で18cmの大雪を観測、えりも町・目黒で9cm、日高町で8cmの雪が降りました。 十勝地方など太平洋側は夕方前、網走地方などオホーツク海側は今夜遅くにかけて強い雪が降る予想です。数時間のうちに20cmを超えるような雪の積もる所があり、急速に路面状況が悪化します。 湿った重たい雪で、冬用タイヤを装着していても滑りやすくなることが考えられますので、車での移動は速度を控えめにして、普段以上の注意が必要です。
ウェザーニュース
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