新型コロナウイルスの国内の感染者は1日午後8時現在で、新たに3247人が確認された。死者は49人だった。厚生労働省によると、12月31日時点の重症者は、前日より35人増えて全国で716人となり、過去最多を更新したという。
東京都では783人の感染者が確認された。検査数が少なかったため、過去最多だった前日31日から大きく減ったように見えるが、都の担当者は「休み期間中としては衝撃的な数字だと思う。感染対策の継続をお願いしたい」と話した。
また都内で死亡が確認された4人のうち、一人暮らしの60代男性は自宅療養中に亡くなったという。12月19日に陽性が判明し、28日に保健所職員が連絡したところ快方に向かっていたことから、30日には療養を解除する見通しだった。だが29日に死亡が確認された。男性に基礎疾患はないといい、都は「断定しきれないが新型コロナが死因の可能性はある」としている。
神奈川県では470人の感染が確認された。過去最多だった前日の588人から減ったものの、黒岩祐治知事は「感染爆発といった状況が間近」と述べ、「医療崩壊がすぐ目の前に迫っている」と強い危機感を示した。緊急事態宣言が再び出た場合の対応については、「休業要請も含めて検討せざるをえない」として、さらに厳しい措置をとる可能性を示唆した。
大阪府の感染者数は262人で、1日あたりの新規感染者が300人を下回るのは4日ぶり。また70代~90代の男女9人が亡くなった。入院中の重症患者は165人で、過去最多だった12月21日公表分と並んだ。
福岡県では新たに158人の感染が確認された。また、県議会事務局は1日、吉松源昭・県議会議長(52)の感染を発表。昨年12月29日に発熱し、31日にPCR検査を受けて陽性が判明したという。本人からの連絡によると、症状は治まっているが、1日から宿泊療養施設に入るという。
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