Sunday, December 13, 2020

東京・名古屋トラベル除外へ、期間いつまでが焦点に…小池知事は夕方に臨時会見 - 読売新聞

utalasin.blogspot.com

 政府は国の観光支援策「Go To トラベル」について、新型コロナウイルスの感染者が急増している東京都と名古屋市を目的地とする旅行を一時的に除外する方針を固め、東京都や愛知県と除外期間などの調整に入った。14日夕の政府対策本部で正式決定する見通しだ。

 菅首相は13日、加藤官房長官、西村経済再生相、田村厚生労働相らと首相官邸で会議を開いた。新型コロナの感染拡大を受け、トラベルの見直しや飲食店への営業時間の短縮要請のあり方などについて協議したとみられる。

 政府はトラベルを巡り、東京都発着の旅行については、新型コロナの感染で重症化する可能性が高い65歳以上や、糖尿病などの基礎疾患がある人に利用の自粛を要請するにとどめている。しかし、都内では12日に新規感染者が621人に達し、過去最高を更新するなど感染拡大が続いている。このため、都は今月17日までの自粛期間を来年1月11日まで延ばし、対象も全世代に拡大する考えで、政府側に要請している。

 都はまた、今月17日を期限に実施している都内飲食店などへの営業時間の短縮要請についても、来年1月11日まで延長する方向だ。

 都は11月28日から、23区と多摩地域の酒類を提供する飲食店とカラオケ店を対象に、営業時間を午後10時までとするよう求めている。都は、要請に応じた店舗に追加で支払う協力金の詳細を詰めている。

 一方、名古屋市を目的地とする旅行のトラベルからの除外について、愛知県の大村秀章知事は14日午前の記者会見で「お願いせざるを得ない時期が来ている」と述べ、政府と調整に入ったことを明らかにした。除外対象は今月16~27日の名古屋到着分を検討している。大阪、札幌両市を目的地とする旅行の除外措置は、今月15日の期限が延長される見通しだ。

 政府の新型コロナ感染症対策分科会は11日、感染状況が2番目に深刻な「ステージ3」にあたる地域では、ステージ2に改善するまで、「Go To トラベル」と飲食店支援事業「Go To イート」の一時停止を続けるべきだと提言した。尾身茂・分科会長はステージ3にあたる地域として、札幌市、東京23区、大阪市などを挙げた。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 東京・名古屋トラベル除外へ、期間いつまでが焦点に…小池知事は夕方に臨時会見 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3mh8i4O
日本
Share:

Related Posts:

0 Comments:

Post a Comment