Thursday, March 25, 2021

メルカリの手数料、計算するといくらになる? 安くする裏ワザも紹介 - マイナビニュース

メルカリの手数料7種類について、どのタイミングでいくらかかるか、販売手数料の計算方法をまとめました。少しでも手数料を安くする方法や他のフリマアプリでの手数料との比較についても解説しています。

メルカリの手数料7種類

メルカリの手数料は、出品者向けが5種類、購入者向けが2種類の計7種類です。各手数料について、誰が、いつ、いくら支払うかを以下の一覧表にまとめました。

    対象者 手数料の種類 いつ必要か 金額
出品者 販売手数料 出品した商品が売れたとき 販売額の10%
ライセンス料

指定の作品の二次造作物が売れたとき

2021年2月10日時点の対応作品
・ゲームアプリ「Ingress」
・マンガ作品「宇宙兄弟」

販売額の10%
販売手数料と同じタイミングで徴収
集荷手数料 らくらくメルカリ便を利用したとき 送料とは別に30円
売上金の振込手数料 売上金を指定の口座に移すとき 1回200円
急ぎの場合+200円
組戻し手数料 振込申請先の口座情報を間違えて振り込みが成立してしまったとき 利用金融機関によって異なる
購入者 決済手数料 商品購入後に代金をコンビニ決済・ATM・キャリア決済で支払うとき 1回100円
メルペイスマート払いの清算時手数料 メルペイスマート払いにて(コンビニ/ATM払いおよび口座振替で)清算したとき 1カ月300円

手数料の詳細内容について、以降で順番に解説します。

【出品者側】

販売手数料

メルカリの販売手数料は、出品した商品が売れたときに支払う手数料です。商品の売上金から販売手数料として10%が引かれます。出品者が改めてメルカリに販売手数料を支払う必要はありません。

例えば商品が7,000円で売れた場合は、10%の700円が差し引かれ、6,300円が出品者に支払われます。個人間取引なら消費税もかからないため、シンプルに売上金の10%が販売手数料となる計算です。

ライセンス料

ライセンス料とは、ライセンス料が必要だと指定されている作品の二次創作物が売れたときに発生する手数料です。2021年2月10日時点では、ゲームアプリ「Ingress」とマンガ作品「宇宙兄弟」の2作品がライセンス料対象の作品に指定されています。

出品者側で特に何かをする必要はありません。販売手数料が差し引かれるタイミングで10%のライセンス料が上乗せされて差し引かれます。ライセンス料対象の商品は、商品が売れたときに20%の手数料が引かれると覚えておけば大丈夫です。

集荷手数料

集荷手数料は、「らくらくメルカリ便」というメルカリの配送サービスを利用する際発生する手数料です。集荷サービスを依頼すると、通常の送料とは別に30円が売上金から差し引かれます。

売上金の振込手数料

売上金の振込手数料は、出品者が売上金を指定の銀行口座に振込申請をする際にかかる手数料です。1回200円で、振込手続きを行う金額に制限はありません。

振込スケジュールには少し時間がかかります。急いで振込をしたい場合は、振込申請の翌日あるいは翌々日に振り込まれる「お急ぎ振り込み」も利用可能です。「お急ぎ振り込み」を利用する場合は、「お急ぎ手数料」を200円上乗せし、合計400円を手数料として支払います。

売上金の振込申請は、まとめて行う方がお得です。ただし、メルカリは売上金の獲得から180日で失効してしまいます。売上金が失効しないよう、忘れず振込申請をしましょう。

組戻し手数料

組戻し手数料とは、振込申請先の口座情報を間違えてしまい、正しい口座へ振り込みをし直してもらうための手数料です。利用している金融機関に相談しなければならず、金融機関によって手数料は異なります。

間違って入金した先の振込受取人と連絡が取れない場合や了承を得られない場合、組戻しは成立しません。このような問題が発生しないよう、口座情報の間違いには注意しましょう。

【購入者側】

決済手数料

決済手数料とは、商品購入後に代金を支払う際、コンビニ決済・ATM・キャリア決済を選択すると発生する1回100円の手数料です。なお、クレジットカード払いにすると決済手数料はかかりません。

メルペイスマート払いの清算時手数料

メルペイスマート払いとは、1カ月ごとにまとめて支払いを行うサービスです。1カ月何回利用しても1カ月あたり300円の手数料で済みます。コンビニまたはATMで1カ月に何度も清算する場合は、メルペイスマート払いがお得です。なお自動引落しや残高払いを利用する場合は、本手数料はかかりません。

メルカリの手数料を少しでも安くするコツ

メルカリの手数料をひと通り把握したら、手数料を安くするコツを確認しましょう。以下は、出品者と購入者別に、手数料を節約できるコツをまとめた一覧です。

出品者/購入者 コツ 節約できる手数料
出品者 メルペイを利用 振込手数料
キャンペーンを利用 販売手数料など
販売価格をゾロ目にする 商品価格の検索で少し有利になる
購入者 クレジットカードやメルペイ残高で支払う 決済手数料
キャンペーンを利用 ポイント還元など
売上金で支払う 決済手数料

それぞれのコツを具体的に見ていきましょう。

メルペイを利用する

スマホ決済サービス「メルペイ」に対して売上金をチャージすると、通常必要となる200円の振込手数料がかかりません。売上金は180日以内に振込申請をしないと無効となります。しかしメルペイにチャージすると現金化と同じく無期限となります。

メルペイは多くのお店で利用できて便利なので、振込手数料を節約したい場合は、このコツを活用しましょう。

クレジットカードやメルペイ残高で支払う

購入者は、クレジットカードやメルペイ残高で支払うと、1回100円かかる決済手数料が無料となります。メルペイで商品をよく購入する場合は、積極的に利用したい支払方法です。

キャンペーンを利用する

メルカリでは、販売手数料が無料になる出品者向けのキャンペーンや、ポイント還元が受けられる購入者向けのキャンペーンが開催されています。常時開催されているわけではないため、キャンペーン開催情報をこまめにチェックし、積極的に活用しましょう。

販売価格をゾロ目にする

手数料の節約とは少々違いますが、販売価格をゾロ目にすると、メルカリのシステム上、検索結果の表示順位が有利になります。

メルカリでは、販売手数料10%の計算結果で小数点が発生した場合、小数点以下は切り捨てとなります。例えば、1,000円と999円の商品を販売すると、どちらも売上金は900円で変わりませんが、販売金額は999円の方が1円少なくなります。

この結果、購入者が商品価格の安い順で検索すると、999円の方が1円安いため上位表示され、商品の販売機会がアップします。

売上金で支払う

メルカリで出品と購入の両方を行っている人の場合、売上金を使ってメルカリの支払を行うのもおすすめです。売上金をポイント購入もしくはメルペイにチャージして支払うだけで、決済手数料の節約になります。

他のフリマアプリとメルカリの手数料比較

メルカリの手数料は、他のフリマアプリと比べて安いでしょうか、それとも高いでしょうか。メルカリと同様、有名なフリマアプリのラクマ・ヤフオク・PayPayフリマの手数料の中でも販売手数料を比較します。

ラクマは手数料が安い

ラクマの販売手数料は、商品価格の6.0%です。以前は3.5%ともっと安かったのですが、2021年1月13日(水) 00:00以降、値上げとなりました。しかしそれでも、メルカリよりは安価な手数料です。

ヤフオクはメルカリと同程度

ヤフオクの落札手数料(メルカリでいう販売手数料)は、Yahoo!プレミアム会員の場合8.8%、非会員の場合は10%です。どちらの場合も、メルカリの販売手数料と大きな違いはありません。

PayPayフリマが業界最安値の5%に

一方、PayPayフリマはメルカリと同じ10%でした。しかし2021年1月20日より5%へ値下げし、他のフリマアプリと差別化した安い手数料を打ち出しました。メルカリの半額という手数料は魅力的です。

メルカリに限らず、他のフリマアプリの手数料は改定やキャンペーンなどがあるので定期的にチェックしましょう。

メルカリの手数料と節約方法を知り賢く利用しよう

メルカリの手数料の概要と、手数料を節約するコツを中心に解説しました。メルカリは多くのユーザーが使用していて、活気がありますが、手数料が若干高くなっています。メルペイなどをうまく活用して、手数料を節約しましょう。

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