まるでパラレルワールドだ――。東京都知事選の翌日、社会学者で東京大学大学院情報学環准教授、藤田結子さんは感じた。大学関係に多いリベラルな知人たちと、藤田さんが普段からインタビューをしている10~20代の若者たちとで、石丸伸二氏(41)への評価がまるで違う。Z世代はなぜ、石丸氏を支持するのか、藤田さんに語ってもらった。【オピニオン編集部・小国綾子】
Z世代は「石丸一択」
ある出口調査によると、20代以下の若者の4割以上が石丸氏を支持したそうです。私は10~20代の若者、いわゆる「Z世代」の調査をしていますが、多くの若者にとって都知事選は「石丸一択」でした。テレビを見ない彼らにとって、石丸氏は唯一の、よく顔の見える候補だったからです。
選挙の度に大学生に話を聞いてきましたが、今回は都知事選の何カ月も前から石丸氏のことを知っていた者が多かった。
「社会を変えたい」と石丸氏に
広島県安芸高田市の市長時代、市議会で議員の居眠りをとがめ、「恥を知れ!」と怒鳴りつける石丸氏の姿を、動画投稿サイトなどで見かけていたのです。「既得権益を持つ議員らがふんぞり返る市議会で一人闘うヒーロー」という物語は…
からの記事と詳細 ( リベラルにはわからない? Z世代が石丸伸二氏を支持する理由 - 毎日新聞 )
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