栃木県足利市の山火事で市は1日、火災を鎮圧したと発表した。発生9日目の同日午後、ヘリコプターで煙や火が収まっていることを確認した。延焼の恐れがあるとして周辺の305世帯に出していた避難勧告も解除した。鎮火まではさらに数日かかる見通しで、同市は警戒を続ける。
火災は2月21日午後、同市中心部にほど近い両崖(りょうがい)山の山頂付近で発生。乾いた空気の中、強風にあおられて西隣の天狗山に飛び火するなど延焼が拡大し、約106ヘクタールを焼いた。これまでに山中にある神社が全焼したが、けが人や民家への被害は確認されていない。24日から通行止めとなっていた北関東自動車道足利インターチェンジ(IC)―太田桐生IC間の通行止めも今月1日に解除となった。
自宅が避難勧告の対象になっていた同市本城の会社員、岩井田正三郎さん(74)は「9日間、2時間おきに火事の様子を見に行っていたので、まともに寝られなかった。(鎮圧宣言で)ほっとします」と安心した様子だった。【太田穣、竹田直人】
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